ミノキシジルで頭がかゆい!かゆみが出る原因はあの成分だった!?

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頭がかゆい原因はミノキシジル?プロピレングリコール?

ミノキシジルを使ってるけど頭がかゆい
かゆみの出ない発毛剤はある?

こんな疑問に薬剤師がお応えします。

結論、かゆみは発毛剤に含まれる添加物「プロピレングリコール」が原因である可能性が考えられます

なぜプロピレングリコールが考えられるのか、また、プロピレングリコールが入っていないミノキシジル製剤はあるのか?

本記事ではそれらを解説していますので、よろしければ最後までご覧ください。

本記事の内容
  • ミノキシジルとは
  • ミノキシジル製剤でかゆみが出る原因
  • プロピレングリコールとは
  • プロピレングリコールを含まない発毛剤の紹介
目次

発毛成分のミノキシジルとは?

ミノキシジルは薬の名前ではなく、成分の名前です。

ミノキシジルとは、リアップやリグロなどといった発毛剤に含まれる主成分で、壮年性脱毛症における“発毛”と“脱毛(抜け毛)の進行予防”の効果が認められています。

壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。

引用:リアップ 添付文書

海外では内服薬もありますが、日本で承認され発売されているミノキシジル製剤は外用薬のみになります。(※AGAクリニック等では内服が処方されることもあります)

ミノキシジル製剤で頭にかゆみがでるのはなぜ?

ミノキシジル製剤で頭がかゆいのはなぜ?

ミノキシジル製剤を使って頭にかゆみがでるのにはいくつか原因が考えられます。

皮膚がアレルギーや炎症を起こしている

敏感肌の方やアレルギー体質の方は、発毛剤の何らかの成分が頭皮に炎症を起こす場合もあります。

なかでも「接触性皮膚炎」といういわゆるかぶれの症状を伴う皮膚炎(副作用)になることもあり、肌の弱い方は配合されている成分にも気をつけましょう。

実際に皮膚症状に関しては、ミノキシジル製剤(リアップ)の添付文書に以下のような記載があります。

皮膚:頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等

引用:リアップ 添付文書

そもそもミノキシジルが身体に合わない

そもそも発毛成分であるミノキシジルが肌に合わないという方も0ではありません。

かゆみなどの症状が出た場合は医師又は薬剤師に相談し、使用を中止もしくは他のミノキシジル製剤に変えてみるかになります。

実際にミノキシジル以外の成分でかゆみを引き起こす事例もあり、本記事ではそんな事例も紹介しています。

ミノキシジルの濃度の問題

ミノキシジルにも濃度があり、基本的に濃度の高い物の方が発毛効果もより出るという報告があります。

ですが、濃度が高くなるにつれかゆみの原因である皮膚炎といった副作用発生率が高まることも報告されています。

2%および 5%ミノキシジル液を比較した、393 名の男性被験者を対象とした、観察期間48週までのランダム化比較試験では、瘙痒、接触皮膚炎といった皮膚症状の出現率は5%ミノキシジル群で6%と、2%ミノキシジル群(2%)、プラセボ群(3%)より高かった。

引用:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

以上の報告から、もしも現在ミノキシジル製剤を使用していて頭にかゆみを感じられているのであれば、濃度を下げたものを使用してみるのも一つの選択肢になります。

頭がかゆいのはプロピレングリコールの可能性もあり

頭がかゆいのはプロピレングリコール?

皮膚症状にとくに注意が必要な成分として、添加物の「プロピレングリコール」があります。

実際にプロピレングリコールという成分により皮膚炎を起こすという報告もいくつかでており、この成分が添加物として入っていない発毛剤を選ぶのも副作用を避ける一つの手段になります。

プロピレングリコールがかゆみの原因といえる報告①

「アレルギー性接触皮膚炎の患者さんには、原因となるアレルゲンを特定するためにパッチテストしたところ、大多数がミノキシジルそのものではなく、プロピレングリコールが接触物質であることが判明した」と報告されています。

Patients suffering from allergic contact dermatitis may benefit from patch testing to determine the causative allergen. Among the patients we patch tested, propylene glycol was found to be the contactant in a majority of cases, not the minoxidil itself.

引用:Friedman ES, Friedman PM, Cohen DE, Washenik K. Allergic contact dermatitis to topical minoxidil solution: etiology and treatment. J Am Acad Dermatol. 2002 Feb;46(2):309-12. doi: 10.1067/mjd.2002.119104. PMID: 1180744

プロピレングリコールがかゆみの原因といえる報告②

これはミノキシジルとは特定されていませんが、プロピレングリコールによる皮膚炎の報告です。

プロピレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎3例と刺激性皮膚炎3例を報告した。刺激性皮膚炎は経験した症例のうち代表的なものとして, 外用剤によるものと化粧品によるものと各1例の急性型と外用剤による累積刺激型1例を報告した。

引用:プロピレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎と刺激性皮膚炎

以上の他にも報告はあがっています。

既に使っていてかゆみがある、これから使用を検討していてかゆみの恐れを少しでも減らしたいという方は、プロピレングリコールが入っていないミノキシジル製剤を選択してみるのも検討してみてください。

プロピレングリコールは保湿成分などの目的で化粧品等にも幅広く使われており、プロピレングリコールが入ってるからといって100%皮膚炎が起こるわけでもなく、“入ってる=悪(不良品)”というわけではありません

ミノキシジル製剤で頭がかゆいと感じた時の対処法

医師または薬剤師に相談

ミノキシジル製剤使用後、肌にかゆみなどの不快な症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、使用を中止し、まずは医師又は薬剤師に相談してください。

プロピレングリコールが入っている製品は避ける

プロピレングリコールは皮膚炎の原因になりうるため、はいっていないものを選ぶのも選択肢のひとつです。

入っていないものだと「リアップX5プラスネオ」や「スカルプDメディカルミノキ」などがあります。

頭皮環境を考慮した成分が加わったものを使ってみる

プロピレングリコールがはいっていないのを選ぶのもひとつの手段ですが、頭皮環境を整えてくれる成分が加わっているのを選ぶのもひとつの手段になります。

頭皮環境を整えてくれる成分が加わっているのは「リアップX5プラスネオ」「リグロEX5エナジー」などの商品があります。

例えば「ピリドキシン塩酸塩」といった、過酸化物質やフケの発生の原因となる皮脂の過剰な分泌を抑制し、頭皮を健康な状態に保つ成分。

他にも「トコフェロール酢酸エステル」といった、皮脂の酸化防止作用や血行促進作用があり、頭皮を健康な状態に保つ成分。

他にもありますが、このように頭皮環境を整えてくれる有効成分が加わった発毛剤もあるので、これらを選ぶのもオススメです。

詳しく知りたいという方は、上述した成分を含む製剤を別記事で解説していますのでよろしければご参照ください。

ミノキシジル製剤5選

有名なものからお買い得なものまでミノキシジル製剤5つピックアップし、表にしました。

※価格はAmazonでの2023年4月現在の価格です。

スクロールできます
リアップX5プラスネオ
リアップX5プラスネオ
リグロEX5
リグロEX5エナジー
メフィカルミノキ5
メディカルミノキ5
ミノキサン5
ミノキサン5
リザレック
リザレックコーワ
有効成分・ミノキシジル5%
・ピリドキシン塩酸塩
・トコフェロール酢酸エステル
・l-メントール
・ジフェンヒドラミン塩酸塩
・グリチルレチン酸
・ヒノキチオール
・ミノキシジル5%
・パントテニールエチルエーテル
・ピリドキシン塩酸塩
・トコフェロール酢酸エステル
・l-メントール
・ミノキシジル5%・ミノキシジル5%・ミノキシジル5%
プロピレングリコール含まない含む含まない含む含む
価格7,800円5,146円4,980円3,800円3,877円
特徴発毛成分の他に頭皮環境を整えてくれる成分が配合されており、かゆみやフケが気になる方にオススメです。発毛成分の他に頭皮環境を整えてくれる成分や、毛髪に栄養を補給する成分が配合されています。発毛成分ミノキシジルのみ配合でシンプル。発毛成分ミノキシジルのみ配合でシンプル。発毛成分ミノキシジルのみ配合でシンプル。
各製品の比較

表を見てもわかるように、プロピレングリコールが入ってると価格が安く抑えられていたりします。

かゆみ等が全くないという方は、発毛効果はどれも同等(発毛成分であるミノキシジルは同量含んでいるため)なため、コスパのいいものをオススメします

ミノキシジル製剤をランキング形式にした記事もあるのでよろしければご参照ください。

まとめ

頭がかゆいのはミノキシジル?プロピレングリコール?

まず第一前提にかゆみが現れた場合は医師又は薬剤師に相談することをお勧めします

ミノキシジル単体がアレルギー反応を起こしてしまうようであれば使用を中止せざるをえません。

ですが、本記事でミノキシジル以外の成分で皮膚炎が起こる可能性が高いものとしてプロピレングリコールがあると解説してきました。

もしも今現在かゆみを感じており、使ってるものが添加物としてプロピレングリコールが配合されているのであれば、入っていないものを選ぶもしくは頭皮環境を整えてくれる成分が加わったものを選ぶという選択肢もあげられます。

自分に合った発毛剤を見つけて、早期にAGAを抑制しましょう!

以上が『ミノキシジルで頭がかゆい!かゆみが出る原因はあの成分だった!?』についての記事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

なにか気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

医薬品の効果の感じ方には個人差があります。

本記事はあくまでも合併症等もなく、心身ともに健康な状態である方向けの内容になっています。

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この記事を書いた人

薄毛について情報発信をしている薬剤師です。薬剤師としての知識とドラッグストア勤務、薬局勤務で得た接客体験をもとに薄毛に関する有益な情報を発信します。根拠にもとづいた情報発信を心がけておりますので、他の口コミサイト等を過信する前に一読いただければ幸いです。

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